ガンダムの世界では、赤い彗星とよばれるシャア・アズナブルの機体は赤色に塗装されていることで有名です。
しかし実際にアニメを見ると、どう見てもピンク色であり、赤色とはいえない色で描かれています。
なぜ赤ではなくピンク色で描かれているかを解説します。
簡単に言うと、作画会社の都合によるものです。
今だったらこうはならないでしょうね。
赤い彗星とは
ジオン公国の大佐であるシャア・アズナブルの通り名です。
ラウム戦役において、赤いザクⅠを使って戦果を挙げたことからそう呼ばれました。
この赤いザクⅠを使って「通常の3倍のスピード」で戦場を駆け回り、レビル将軍を捕虜にするという絶大な戦果を上げたことで、結果としてついた通り名です。
なぜ3倍のスピードで動けたのか
シャアのザクⅠは色を赤色に変えてはいますが、性能は他のザクⅠと全く同じでした。
そのため、普通に使ったら3倍なスピードで動くことはできません。
シャアは移動する際に、破壊した戦艦を蹴って推力の足しにすることでスピードを上げていました。
単に性能が高い機体を使ったわけではなく、素早く行動するためにその場の閃きで行ったことが、そのまま通り名になりました。
ピンク色な理由
ピンクの塗料が余っていたから
さて、アニメで「赤い彗星」のシャアの機体がピンク色で描かれた理由ですが、簡単に言うと、ピンク色の塗料が余っていたからです。
大量のピンク塗料を消費するため、よく出演する機体であるシャア専用機をピンク色で塗るようにしました。
おおらかな時代だったことが窺えます。
でもおかげでジョニー・ライデンの設定ができたのかもしれません。
他に同じ理由でピンク色で描かれているもの
ビームライフルのビーム
ビームライフルやビームサーベルのビームはピンク色で描かれています。
機体爆発時の煙
多くのMSが撃破されたときに爆発します。
その爆発時の煙がピンク色で描かれています。
女性の軍服
連邦の女性キャラが着ている軍服はピンク色です。
この色も同じピンクで描かれています。
こうやって見ると意外とありますね。
どれだけ余っていたのやら…
まとめ
赤い彗星のシャアの専用機がなぜピンク色なのかを解説しました。
簡単に言えば、余った塗料を消費するためだったんです。
この知識がどなたかの役に立てば嬉しいです。
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