【ドラクエ1】伝説の始まり!ドラクエ1のストーリーを時系列順に解説

ストーリーまとめ

今回はドラゴンクエストの第一作目のストーリーを解説します。

ゲームのストーリー順ではなく、時系列に沿って解説を進めます。

また、ゲームの情報と小説版のストーリーを混ぜて解説するため、主人公の名前は小説準拠の「アレフ」として解説します。

ドラクエ1のストーリー

舞台設定

舞台はアレフガルドと呼ばれる世界です。

過去に魔物が跋扈していましたが、勇者ロトがひかりの玉を使って封印し、人間が平和に暮らしていました。

竜王の出現

そんな平和な世界に竜王と呼ばれる魔物が突然現れます。

竜王はラダトーム城に保管されていたひかりの玉を奪い、魔物の封印を解いてしまいます。

さらにラダトーム王の姫ローラを、自分の妃とするために拉致してしまいます。

竜王はその後、封印を解いた魔物を使役し、ドムドーラをはじめとした街を攻撃します。

人間側も対抗して城壁やゴーレムを使役して応戦しますが、身を守るのがやっとの状況です。

反撃する力はなく、姫の救出、竜王征伐に何人もの人間が向かいましたが、1人も帰ってきませんでした。

姫も秘宝も取り返すことができず、街の外では魔物がうろつく世界になり、人々は絶望に打ちひしがれました。

勇者の子孫が現れる

ひかりの玉強奪から10年後、人々が絶望に沈む中、ラダトーム城ではあることが起こりました。

城の秘宝の一つ太陽の石に導かれ、1人の少年が城に現れました。

少年の名はアレフ。

預言者ムツヘタにより、大昔に世界を救った勇者ロトの子孫であるということがわかりました。

王はアレフに対し、勇者として竜王を倒す旅に出るよう依頼します。

アレフはこの依頼を受け、竜王を倒すための旅に出ます。

アレフの目的は2つです。

ローラ姫を救出すること、そして竜王を倒し、ひかりの玉を取り戻すことです。

情報収集

竜王の城はラダトーム城から川を挟んで対岸にあります。

しかし、川の流れが急なこと、川を渡った後の崖が険しすぎること、魔物が見張りをしていることから船で渡ることはできません。

ローラ姫の情報もえたいアレフは、まず情報を集めるために各地を旅することにしました。

最初にラダトーム城の方にある岩山の洞窟に向かいます。

この洞窟は勇者ロトを祀った洞窟で、魔物もおらず初めての旅にはもってこいでした。

洞窟の最深部には勇者ロトが竜王の島への渡り方を記した石板が残っていました。

石板によると、竜王の島に渡るには、3つのアイテムを揃える必要がある、とのことでした。

アレフはこの洞窟で、島に渡るための最初の情報を得ることができました。

次に、アレフは岩山の洞窟からさらに北西にあるガライの街へ向かいます。

ガライの街で、住人から運よくローラの幽閉場所の情報を得ることができました。

ローラ姫は、マイラという村の南東にある沼地の洞窟に幽閉されている、とのことでした。

情報を得たアレフは一路マイラに向かいます。

ローラ姫救出

マイラに着いたアレフは温泉で体を癒しつつ、沼地の洞窟に向かう準備を進めます。

その準備の途中、妖精の笛を拾います。

準備を整えたアレフは沼地の洞窟に向かいます。

真っ暗な中を松明を頼りに進みますが、奥まで進んだところで魔法の鍵がかかった扉に行く手を阻まれます。

アレフはローラ姫救出を一旦諦め、沼地の洞窟を抜けた先にあるリムルダールの街へ向かいます。

リムルダールでは魔法の扉を開けることができる鍵を売っていました。

アレフは鍵を購入し、再度ローラ姫救出のため沼地の洞窟に向かいます。

魔法の扉を鍵で開けました。

するとローラ姫を守るドラゴンがアレフに襲い掛かります。

アレフはなんとかドラゴンを倒し、無事にローラ姫を救出することができました。

助けたローラ姫をラダトーム城に帰したところ、王女の愛というアイテムを姫から託されました。

虹の雫を手に入れる

目的の一つであるローラの救出を完了させたアレフは、次に竜王を倒すための旅を続けます。

リムルダールの南にある聖なる祠を訪れたところ、虹の雫を使うことで竜王の島に橋をかけることができると教わります。

虹の雫を作るには太陽の石と雨雲の杖が必要であることがわかりました。

また、アレフが本当に勇者ロトの子孫であることを証明しなければ、素材が揃っても虹の雫は作ってくれないそうです。

この情報は、岩山の洞窟で石板に記された内容と一致します。

アレフは虹の雫を作るために必要なアイテムを手に入れるための旅に出ました。

太陽の石はラダトーム城に保管おされており、王から快く借りることができました。

そのため、アレフは雨雲の杖と勇者ロトの血族である証明を探す旅に出ます。

雨雲の杖は、マイラの村北西にある雨の祠に住む老人が持っていました。

老人の話では、ガライの街にある銀の竪琴を持ってくれば雨雲の杖と交換してくれるとのこと。

アレフは再度ガライの街へ向かいます。

ガライの街は吟遊詩人のガライが作った街で、既にガライは死去しています。

銀の竪琴はガライの墓に埋葬されたとのことでした。

また、銀の竪琴には魔物を呼び寄せる不思議な力があるそうです。

そのため、ガライの墓内部は魔物の巣窟になっており、誰も近づけなくなっていました。

多くの魔物と複雑な墓の構造に苦しみながら、なんとか銀の竪琴を入手します。

最後にロトの子孫である証明をする方法を探すアレフ。

世界中を探していると、ラダトームから遠く南の地にメルキドという街を発見します。

メルキドは城壁に囲まれた堅牢な街で、さらに門をゴーレムが守っており、魔物もアレフも入ることができませんでした。

ゴーレムは魔物も人も見境なく攻撃するため、メルキドの住人も街から出られず困っていました。

しかしゴーレムはあくまでメルキドの守護者、倒してしまうと街に魔物が入ってしまいます。

そこで、アレフはマイラの村で拾った妖精の笛を使い、ゴーレムを眠らせることにしました。

無事ゴーレムを眠らせ、倒すことなく街に入ることができました。

メルキドの町長に妖精の笛を渡すことで、町人は自由に街を出入りできるようになりました。

メルキドで情報収集をしたところ、大事な話を2つ知ることができました。

1つはロトの子孫の証明であるロトの印のありか、もう1つは古の勇者ロトが使用したロトの鎧のありかです。

ロトの鎧は滅亡したドムドーラの街に隠されているとのことでした。

アレフはまずロトの印を探します。

教えてもらった沼地じゅうを調べて回り、ついにロトの印を手に入れました。

これで雨雲の杖、太陽の石、ロトの印が揃いました。

アレフは早速聖なる祠に向かいます。

聖なる祠の老人は3つのアイテム見ると、アレフを勇者ロトの子孫と認め、虹の雫を作ってくれました。

最後の戦いの準備

ついに竜王の島に渡る手段である虹の雫を手に入れたアレフ。

しかし、まだアレフの装備は竜王と対峙するには心許ないものでした。

そのため、メルキドで情報を得た、ロトの鎧を探すことにしました。

アレフはドムドーラに行き、武器屋の近くを探します。

メルキドでの話では、ユキノフという男が武器屋の裏にロトの鎧を埋めた、ということでした。

アレフが武器屋の裏を調べようとしたところ、悪魔の騎士という魔物と鉢合わせました。

悪魔の騎士は高い攻撃力とラリホーを操る強敵です。

アレフは苦戦しながらもなんとか悪魔の騎士を撃退しました。

改めて武器屋の裏を捜索すると、アレフは木の根元にロトの鎧が埋められているのを見つけました。

竜王の島

ロトの鎧の手に入れ、準備を整えたアレフはついに竜王の島に向かいはます。

リムルダール西の岬で虹の雫を使うことで、竜王の島に虹の橋をかけることに成功しました。

アレフは虹の橋を渡り、竜王の島の山頂に建てられた竜王の城を目指します。

竜王のお膝元であり強力な魔物に何度も行く手を阻まれますが、アレフは撃退して先に進みます。

竜王の城に着き、玉座まで到達したアレフですが、玉座には竜王はいませんでした。

玉座の奥から風を感じ、調べてみると隠し階段がありました。

隠し階段を降りて地下を探索するアレフは、偶然にも封印されたロトの剣を見つけます。

ロトの剣と鎧、伝説の装備を身につけたアレフにもう憂いはありません。

襲ってくるまものを倒しつつ、1階から地下7階まで進んだところで、ついに竜王と対峙することとなりました。

竜王はアレフを認めると、世界の半分を譲ることを条件に自分の味方になるよう唆します。

しかしアレフはそれを受け入れません。

仲間に引き入れることを諦めた竜王は、アレフと戦うことにしました。

ここにアレフの最後の戦いが始まります。

竜王はベギラマ、ラリホー、ベホイミを操り、単純な攻撃力も高い魔物の長です。

苦戦しながらもアレフは竜王を撃退します。

竜王を倒したかと思ったのも束の間、竜王は大きなドラゴンの姿に変身し、全力でアレフに攻撃します。

返信した竜王は岩をも溶かす炎を吐き、鉄をも切り裂く爪で攻撃し、鋼よりも硬い皮膚で体を守ります。

アレフはロトの鎧の守りによって炎や爪のダメージを軽減し、ロトの剣で鋼鉄の皮膚を切り裂きます。

ロトの剣と鎧の力もあり、遂に勇者アレフは竜王を倒し、ひかりの玉を取り戻すことができました。

アレフがひかりの玉を天にかざすと、暴れていた魔物は再び封印され、世界は平和を取り戻しました。

勇者の帰還

ひかりの玉を取り戻したアレフはラダトーム城に戻ります。

王に竜王を倒したことを報告してひかりの玉を渡します。

すると王から、代わりに王になってラダトームを治めてほしいと言われます。

しかし、アレフはそれを辞退し、海を渡って新たに自分の国を作る場所を探す旅に出ることにします。

アレフに恋をしていたローラ姫も、アレフについていくことを望み、共に旅に出ることにしました。

勇者アレフとローラ姫は、惜しまれつつラダトーム城から旅立つのでした。

その後の話

ラダトーム城をでたアレフたちは海を渡り、結婚して男子2人、女子1人を作ります。

そして、ローレシアという国を作りました。

ローレシアの王はアレフの長男です。

その後、ローレシアは領土を拡大し、領土の一部をサマルトリア、ムーンブルクという新たな国を作ります。

サマルトリア、ムーンブルクはそれぞれアレフの次男、長女が王となり、国を治めました。

その後100年、それぞれの国は互いに協力しあって大いに繁栄しました。

まとめ

記念すべきドラクエ1のストーリーまとめでした。

小説版も含めるとそれなりにしっかりとしたストーリーになります。

小説版も面白いので、ゲーム以外でもぜひドラクエを楽しんでみてください。

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