宇宙世紀のガンダムで使われる、MS、MAのどちらに区分されるかが分かりづらいMSを一覧にしました。
MSだと思われているけど実はMAという機体も結構あります。
MSみたいだけど分類はMAな機体と、逆にMAみたいだけど分類はMSな機体をそれぞれ紹介します。
特に可変機はどっちがどっちか訳がわからなくなります。
MA、MSとは
MS(モビルスーツ)、MA(モビルアーマー)はガンダムシリーズで使われる機体の区分です。
今回は宇宙世紀の考え方に限定して解説します。
MSはこんな機体
MSは次のように定義されています。
- 汎用性が高くどんな環境でも活動できる
- 集団で攻撃することで戦果をあげる
- 速度は平均的だが小回りが効く
- 基本的に人型である
- 両手の指がマニピュレーターになっており、武器を掴めることが多い
MAはこんな機体
MAは次のように定義されています。
- 特定の環境や目的に特化している
- 火力が高く、攻撃範囲が広い
- 速度は速いが小回りは効かない
- 大型で人型にこだわらない
- マニピュレーターがなく、内蔵武装で戦うことが多い
基本的には人型じゃなくてデカい機体がMAだと考えればだいたい合っています。
MSみたいなMA
アッシマー
MA状態での高起動空中戦を基軸に設計された機体なので、MAに該当します。
MS形態は、対応力を上げるために後付けしただけです。
そのため、ビームサーベルすら持っていません。
サイコガンダム
MA形態を基軸に設計されたのでMAです。
後から汎用性を上げるためにMS形態に変形できるようにしました。
ちなみにサイコガンダムMkⅡも、設定上はMAです。
ギャプラン
MA形態での高起動空中戦を主体に設計されたので、MAです。
MSへの変形はあくまでサブ的扱いです。
とはいえアッシマーよりMS形態での戦闘を想定した作りになっているため、紛らわしいです。
メッサーラ
MA形態での速度と火力を活かした一撃離脱を繰り返す機体として設計されたので、MAです。
突発的な近接戦に対応できるよう、MS形態に変形できるようにしています。
バウンドドック
MA形態での運用を主体に設計されているため、MAです。
MA時はスカート内に上半身が隠れており耐久性を確保できていますが、MS時はスカートから上半身が出て耐久性が貧弱になってしまうことで分かります。
MAみたいなMS
逆にMAのようなMSも一覧にします。
ガンタンク
連邦軍の最初期の機体であり、当時の連邦軍にはMAという分類がありませんでした。
そのため、ガンタンクも分類上はMSになります。
ジオング
見た目はMAに見えますが、MSです。
本来は脚部がついた完成形(俗に言うパーフェクトジオング)で出撃するはずだったので、見た目の問題でMSに見えてしまいます。
ガブスレイ
MS形態での運用を主体に設計されているのでMSです。
MA形態は一撃離脱時に利用する形態で、アニメ内でも戦闘時は基本的にMS形態なので分かりやすいです。
ハンブラビ
MS形態での運用を主体に設計されているのでMSです。
MA形態は一撃離脱時に利用する形態で、アニメ内でも戦闘時は基本的にMS形態なので分かりやすいです。
クインマンサ
全高39.2mと超巨大な機体ですがMSです。
MAであるサイコガンダムをもとに開発されたこの機体が、なぜMSという分類なのかはいまいち分かりません。
高火力ではあるものの高機動ではないこと、マニピュレーターがしっかりとしていることからMSとしてあつかわれているものと思っています。
クシャトリヤ
こちらも他の機体に比べて大型ですが、分類はMSです。
おそらくクインマンサを小型化した機体として設計されたため、MSという分類されたものと思われます。
まとめ
MSと思われがちなMAを一覧で紹介しました。
特に可変MSが分かりづらいですが、MS形態とMA形態のどちらが主な形態かで判別することができます。
この記事がどなたかの役に立てば嬉しいです。
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