ガンダムみたいな見た目をしていて、実際にはガンダムではないMSについて解説します。
そもそもガンダムとは
ガンダムの定義は作品によって違います。
まずはその定義について解説します。
宇宙世紀
ルナチタニウム(ガンダリウム合金)という金属を装甲の素材に使っている、他機体よりも高い性能を持つMSのことです。
ただ、Zガンダム以降は、その辺りの設定が曖昧になっています。
最終的にはアンテナとツインアイがあれば、ガンダムとまで言われています。
ニュータイプの定義もパイロット適正が高い人と認識されるようになるあたり、時代の流れを感じます。
ガンダムW
ガンダニュウム合金という金属を装甲の素材に使っている機体のことです。
基本的には主人公5人が乗った機体と、ガンダムエピオンが該当します。
漫画版ではトールギスの装甲にも、ガンダニュウム合金が使われていたという設定になっています。
超貴重なのに自爆することが多いガンダムでした。
ガンダムSEED
そもそも作中にガンダムと名のついた機体が存在しません。
ストライクなどの機体のOS名の頭文字を読むとGUNDAMになるので、キラが機体の愛称としてガンダムと呼んでいるだけです。
※私がSEEDを仲間はずれにしているという話ではありません
ガンプラなどにはガンダムと名がついてるのでまぎらわしいです。
ガンダム00
作中の設定上、太陽炉(擬似太陽炉含む)を搭載した機体は全てガンダムとのことです。
ただ、ガンダムはテロリストの象徴なため、体制側はガンダムから遠ざけた見た目の機体に設計していたようです。
俺がガンダムだ!というセリフが有名ですね。
こう見えてガンダムじゃないMS
水中型ガンダム
アクアジムを高性能化した機体を開発する際、顔をガンダムに似せただけの機体です。
見た目を似せることで相手を威嚇するためだったようです。
実際、ガンダムを白い悪魔と呼んだジオン兵からすれば、顔を見るだけで怖気付くこと間違いなしですね。
ストライカーカスタム
顔はガンダムですが、ジムストライカーを改修した機体であってガンダムではありません。
こちらも水中型ガンダムと同様、見た目をガンダムに似せることで相手を威嚇するためにガンダム顔に設計しました。
シルヴァバレト
顔はガンダムですが、ネオジオン軍のドーベンウルフを元に開発されているので、ガンダムではありません。
インコムや有線式ハンドのテスト用に作られたガンダム型の顔をつけています。
ちなみにジム型のヘッドパーツも存在するそうです。
逆にこう見えてガンダムなMS
リックディアス
ルナチタニウムγという素材を使用して、ガンダムとして開発された機体です。
しかし、見た目が初代ガンダムからかけ離れていたため、クワトロ大尉に反対されて名前を変えた経緯があります。
ブルーディスティニー1号機
頭はジムですが、体が陸戦型ガンダムの物なので一応ガンダムです。
実験用にEXAMをジムに搭載したところ機体性能が足らなかったので、システムが搭載された頭だけを陸戦型ガンダムに移植した経緯があります。
ガンダムEz-8
他にはないオリジナルな顔をしていますが、陸戦型ガンダムを現地改修した機体なのでガンダムです。
熱帯雨林地帯での戦闘ではV字アンテナが木に引っかかりやすく壊れやすいので、I字のアンテナに変えたりしています。
ガーベラテトラ
元々はガンダム試作4号機(通称ガーベラ)の見た目を変えただけの機体なのでガンダムです。
本当は連邦軍が使う予定でしたが、盗まれたと嘘をついてデラーズフリートに譲渡されました。
リガズィ
Zガンダムの発展形なのでガンダムです。
リガズィはリファイン・ガンダム・ゼータの略です。
名前にもしっかりガンダムが入っています。
GN-X
見た目は全く違いますが、設定上はガンダムです。
前述のとおり、ガンダム00の機体で擬似太陽炉を搭載した機体だからです。
まとめ
ガンダムみたいなガンダムじゃない機体を紹介しました。
水中型ガンダムは見た目も名前もガンダムなのに、ガンダムじゃないから分かりづらいですね。
ぜひ今回でガンダムでないMSを覚えていってください。
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